応用情報技術者試験の過去問&キーワードを動画2443本の動画で解説!スキマ時間に動画!※2017年9月11日現在

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平成28年度秋 応用情報技術者試験 午後問4 システムアーキテクチャ 設問2 合格率アップ!動画付き解説!

災害復旧対策(ディザスタリカバリ)に関する次の記述を読んで、設問1~4に答えよ。

 G社は、全国に営業店をもつ、中堅の専門商社である。現在、東京の本社ビルの一室をサーバルームとして、社内業務システムを運用している。今年度の事業計画に事業継続計画の策定が挙げられていて、その一環として、本社ビルのサーバルームが災害などで使用不能となった際の対策を検討することになった。

〔G社の社内業務システム〕

 現在、G社の社内業務システムには、会計、販売管理、人事の三つのシステムがあり、それぞれWebシステムとして実現している。社内業務システムのネットワーク構成を図1に示す。各Webサーバはアプリケーションサーバの機能も有しており、仮想サーバで実現している。データベースサーバ(以下、DBサーバという)は2台のクラスタ構成で、全システムで共用している。営業店から社内業務システムへはIP-VPN経由でアクセスしている。

平成28年度秋 応用情報技術者試験 午後問4 システムアーキテクチャ 合格率アップ!動画解説!

 各システムにアクセスする際のURLを表1に示す。ロードバランサでは、URLのパスから対応するシステムのWebサーバにPCからのリクエストを振リ分けている。また、複数台あるWebサーバの負荷分散も行っている。

 営業店のPCが社内業務システムにアクセスする際は、DNSを利用して webap.example.co.jp のIPアドレスを取得してアクセスする。DNSサーバのIPアドレスは、PCの起勤時に各営業店のDHCPサーバから配布される。現在、プライマリDNSサーバとして、192.168.10.3 が登録されており、セカンダリDNSサーバは未登録である。DNSに登録されているリソースレコードの情報を表2に示す。

表1 各システムのURL

システム名 URL
会計 http://webap.example.co.jp/account/
販売管理 http://webap.example.co.jp/sales/
人事 http://webap.example.co.jp/hr/

表2 DNSのリソースレコード

項目
NAME webap.example.co.jp
TYPE A
CLASS IN
TTL (Time to Live) 86400
RDATA 192.168.10.2

 DBサーバ上のデータベースのバックアップは、フルバックアップと更新ログから成る。毎日深夜1時にフルバックアップを取得し、過去1週間分をNASに保管している。また、1時間ごとに、その1時間の間に発生したトランザクションの更新ログを採取し、1ファイルとしてNASに保管している。フルバックアップの取得は30分以内、更新ログの採取は5分以内に完了する。データベースが壊れた場合は、フルバックアップと、フルバックアップ取得後からデータベースが壊れるまでに採取した更新ログから、データベースを復旧する。

〔災害復旧対策〕

 災害復旧対策において目標とする復旧のレベルの指標として、目標復旧時間(RTO:Recovery Time Objective)及び目標復旧時点(RPO:Recovery Point Objective)を用いる。RTOは、システムが使用不能になった時(以下、災害時刻という)から、業務が再開されるまでに掛かる時間の目標を表す。RPOは、災害時刻にどれだけ近い時刻の状態にデータを復旧できるかの目標を、災害時刻との時間差で表す。RTOとRPOを検討した結果、RTOは24時間、RPOは1時間とした。

 別の拠点に、本社ビルと同等のサーバルームを用意するのはコストが掛かリ過ぎ、実現が難しい。そこで、低コストで災害復旧対策を実現する方法を調査したところ、クラウドサービスを利用する方法があることが分かった。調査したクラウドサービスでは、コストは、サーバが稼働している時間、使用しているストレージの容量、及び下リデータの通信量に応じて掛かるので、サーバを停止していれば安価になると考えた。

 各システムのWebサーバのイメージファイルから、クラウド上にWebサーバを作成し、DBサーバには本社と同じデータベースを作成しておく。DNSサーバは本社と同じ設定でセカンダリDNSサーバとして使えるように稼働しておく。通常時は、ロードバランサ、Webサーバ、DBサーバは停止しておく。本社でデータベースのバックアップを作成次第、クラウドのNASにアップロードする。被災運用が発動された際は、ロードバランサ、DBサーバを起動して、データベースを復旧し、Webサーバを起動して動作確認をした後、DNSの登録内容を変更して被災運用を開始する。被災運用時用システムのクラウド上のネットワーク構成を図2に示す。

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〔被災運用の発動手順〕

 実際に被災運用が発動された際の手順を表3のとおり定めた。また、各作業に必要な時間を表4に示す。全システムの動作確認が完了する前に、営業店から被災運用時用システムにアクセスすることがないよう、DNSの変更は手順の最後にした。動作確認の際は、DNSを利用せず被災運用時用のロードバランサのIPアドレスを用いる。

表3 被災運用発動時の手順

作業順 作業内容
1 ロードバランサ及びDBサーバを起動する。
2 フルバックアップからデータベースをリストアする。
3 必要な更新ログをデータベースに反映する。
4 販売管理システムのWebサーバを起動する。
5 販売管理システムの動作確認をする。
6 会計システムのWebサーバを起動する。
7 会計システムの動作確認をする。
8 人事システムのWebサーバを起動する。
9 人事システムの動作確認をする。
10 ⑤DNSの登録内容を更新する

表4 被災運用発動時の各作業の時間

作業 作業時間
ロードバランサ及びDBサーバの起動 20分
フルバックアップからのデータベースのリストア 30分
更新ログの反映(更新ログ1ファイルごとに) 10分
Webサーバの起動(各システムごとに) 10分
動作確認(各システムごとに) 60分

設問2

図1中の①と図2中の③のネットワークアドレス、及び図1中の②と図2中の④のネットワークアドレスが同じである理由を35字以内で述べよ。

設問2の解説

正解は「Webサーバのイメージファイルをそのまま使用するから(IPA公式解答)」です!

問題文

図1中の①と図2中の③のネットワークアドレス、及び図1中の②と図2中の④のネットワークアドレスが同じである理由を35字以内で述べよ。

ポイント:問題文にIPアドレスが同じになる理由があるかどうかを探す。

平成28年度秋 応用情報技術者試験 午後問4 システムアーキテクチャ 合格率アップ!動画解説!

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【災害復旧対策】をみると、(クラウド上で)各システムのWebサーバのイメージファイルから、クラウド上にWebサーバを作成しとあります。このことから、

図1中の①と図2中の③のネットワークアドレス

図1中の②と図2中の④のネットワークアドレス

が同じになります。プライベートIPアドレスなので、サーバを構築する場所が異なっても同じIPアドレスで問題ないことと、下手に変更すると対応が大変です。

従って、正解は「Webサーバのイメージファイルをそのまま使用するから(IPA公式解答)」です!

平成28年度秋 応用情報技術者試験午後

問1 情報セキュリティ 設問1

問1 情報セキュリティ 設問2

問1 情報セキュリティ 設問3

問2 経営戦略 設問1

問2 経営戦略 設問2

問2 経営戦略 設問3

問2 経営戦略 設問4

問3 プログラミング 設問1

問3 プログラミング 設問2

問3 プログラミング 設問3

問4 システムアーキテクチャ 設問1

問4 システムアーキテクチャ 設問2

問4 システムアーキテクチャ 設問3

問4 システムアーキテクチャ 設問4

問5 ネットワーク 設問1

問5 ネットワーク 設問2

問5 ネットワーク 設問3

問6 データベース 設問1

問6 データベース 設問2

問6 データベース 設問3

問6 データベース 設問4

問8 情報システム開発 設問1

問8 情報システム開発 設問2

問8 情報システム開発 設問3

問8 情報システム開発 設問4

問9 プロジェクトマネジメント 設問1

問9 プロジェクトマネジメント 設問2

問9 プロジェクトマネジメント 設問3

問10 サービスマネジメント 設問1

問10 サービスマネジメント 設問2

問10 サービスマネジメント 設問3

問11 システム監査 設問1

問11 システム監査 設問2

問11 システム監査 設問3

問11 システム監査 設問4

問11 システム監査 設問5

問11 システム監査 設問6


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