応用情報技術者試験の過去問&キーワードを動画1679本以上の動画で解説!スキマ時間に動画!※2015年9月30日現在

PR広告

平成28年度秋 応用情報技術者試験 午後問5 ネットワーク 設問1 合格率アップ!動画付き解説!

IP電話の導入に関する次の記述を読んで、設問1~3に答えよ。

 P社は、中堅の商社であり、東京の本社と大阪の支社の2拠点に約200名の社員が勤務している。社内の内線電話で使用しているPBX(構内電話交換機)が老朽化し、製品の保守期限が近づいているので、新システムへの更改が必要となっている。P社では、PBX更改コストと運用コストを抑制するため、IP電話の導入を検討している。

 P社の社内LANは、電子メールとファイル共有、社外Webサイトへのアクセスに利用されている。拠点内のLANは100Mビット/秒のイーサネットで構築されており、本社と支社の間は広域イーサネットで接続されている。利用している広域イーサネットのサービス品目には、1Mビット/秒から10Mビット/秒まで1Mビット/秒ごとに10種類あり、現在は2Mビット/秒の品目で契約している。

〔IP電話の仕組み〕

 IP電話は、発信や着信、応答、切断などの呼制御にSIP(Session Initiation Protocol)を、通話にRTP(Real-time Transport Protocol)を使用して実現される。発信時は、IP電話機からSIPサーバを介して相手のIP電話機と接続し、接続が確立された後の通話はIP電話機間で直接行う。RTPで使用するポート番号は、SIPサーバからの呼制御時に動的に値が割り当てられる。IP電話機とSIPサーバの関係を図1に示す。なお、IP電話による通話はIP電話機間だけで行われる。

平成28年度秋 応用情報技術者試験 午後問5 ネットワーク 合格率アップ!動画解説!

 P社では、通話中の音声をディジタル化するコーデックにITU-T G.711規格を採用する。今回使用するコーデックでは、1パケットの音声データは160バイトで、付加されるヘッダはイーサネットヘッダ18バイト、IPヘッダ20バイト、UDPヘッダ8バイト、RTPヘッダ12バイトである。このパケットが20ミリ秒ごとに送出される。

〔IP電話の導入方針〕

 情報システム部のQ君がIP電話の導入について検討することになり、方針を次のとおり整理した。

電話機はVoIP(Voice over Internet Protocol)に対応したIP電話機を使用し、本社にSIPサーバを設置する。

同時接続数は、拠点内では最大で50、本社と支社の間では最大で10とする。

本社と支社の間で、IP電話以外の通常の利用に必要なネットワーク帯域は2Mビット/秒とする。

 Q君が設計した、IP電話の導入方針に基づくP社のネットワーク構成を図2に示す。

平成28年度秋 応用情報技術者試験 午後問5 ネットワーク 合格率アップ!動画解説!

〔広域イーサネット上での必要な帯域〕

 1パケット当たりのデータサイズは、音声データとヘッダをあわせてaバイトである20ミリ秒ごとにパケットを送出するので、1秒当たりのパケット数はbとなり、必要な広域イーサネット上での帯域は1通話当たりckビット/秒である。

本社と支社の間で必要な広域イーサネット上での帯域は、

 IP電話以外で必要な帯域+IP電話で必要な帯域

=2Mビット/秒+ckビット/秒×d

ekビット/秒

となり、サービス品目を最低限fMビット/秒に変更する必要がある。

〔QoS(Quality of Service)の考慮〕

 図2のネットワーク構成について、Q君は上司のR氏から次の指摘を受けた。

本社と支社の間でファイル転送が集中した際に、RTPによる音声データの通信が影響を受けて、本社と支社の間での通話中に音声の途切れや遅延が発生するおそれがあるので、QoSの考慮が必要である。

 そこで、Q君は図2のネットワーク構成をチェックして、指摘への対応を考えた。

図2で、LANと広域イーサネットとを接続する(帯域が狭くなる)箇所で、広域イーサネットに流入するデータ量が通信回線の許容量を超えて、輻輳(ふくそう)が発生すると、パケットが破棄されたり、その配送が遅延したりする場合がある。その際にRTPパケットが破棄されたり、その配送が遅延したりすると、IP電話の音声の途切れや遅延が発生する。

P社のルータには、送信元IPアドレス、送信元ポート番号、宛先IPアドレス、宛

先ポート番号の任意の組合せで優先度を設定する機能がある。IPアドレスは、サ

ブネットマスクの指定によって、ネットワークアドレスで指定することが可能で

あるが、ポート番号は範囲での指定はできず、個々に指定する必要がある。

 これを踏まえてQ君は、ルータにおいて①音声データのパケットが破棄されないように、IPアドレスによって優先度を設定すればよいと考えた

 また、拠点内については、gという点と、IP電話による通話で必要な帯域が確保されているという点から、QoSの設定は不要と考えた。

 Q君は、QoSの設定についてR氏に提案し、採用された。

設問1

本文中のafに入れる適切な数値を答えよ。計算結果は、四捨五入などせず、結果をそのまま記載せよ。なお、1kビット/秒は1,000ビット/秒、1Mビット/秒は1,000kビット/秒とする。

設問1

正解は

a 218

b 50

c 87.2

d 10

e 2,872

f 3

です!

問題文

設問1

本文中のa~fに入れる適切な数値を答えよ。計算結果は、四捨五入などせず、結果をそのまま記載せよ。なお、1kビット/秒は1,000ビット/秒、1Mビット/秒は1,000kビット/秒とする。

〔広域イーサネット上での必要な帯域〕

 1パケット当たりのデータサイズは、音声データとヘッダをあわせてaバイトである20ミリ秒ごとにパケットを送出するので、1秒当たりのパケット数はbとなり、必要な広域イーサネット上での帯域は1通話当たりckビット/秒である。

本社と支社の間で必要な広域イーサネット上での帯域は、

 IP電話以外で必要な帯域+IP電話で必要な帯域

=2Mビット/秒+ckビット/秒×d

ekビット/秒

となり、サービス品目を最低限fMビット/秒に変更する必要がある。

ポイント:問題文に数値が与えられているので、計算しましょう

P社では、通話中の音声をディジタル化するコーデックにITU-T G.711規格を採用する。今回使用するコーデックでは、1パケットの音声データは160バイトで、付加されるヘッダはイーサネットヘッダ18バイト、IPヘッダ20バイト、UDPヘッダ8バイト、RTPヘッダ12バイトである。このパケットが20ミリ秒ごとに送出される。

aからです。

1パケットの音声データは160バイト

付加されるヘッダは

イーサネットヘッダ18バイト

IPヘッダ20バイト

UDPヘッダ8バイト

RTPヘッダ12バイト

これらの合計は58(= 18 + 20 + 8 + 12)バイト

音声データと足すと

160 + 58 = 218バイトです!

aの正解は「218」バイトです。

bの解説です。

20ミリ秒ごとにパケット送信します。

1秒が1000ミリ秒です。

1秒あたりのパケット数は50(= 1000 / 20)個です。

bの正解は「50」個です!

cの解説です。

218バイトは218 × 8 = 1744ビット

50個送信するので1744 × 50 = 87200ビット/秒です。

1000ビット = 1kバイトなので

87.2kビット秒です。

cの正解は「87.2」kビット/秒です!

dの解説です。

dの値は「1通話」あたりの帯域です。

問題文に「同時接続数は、拠点内では最大で50、本社と支社の間では最大で10とする。」とあることから、IP電話を利用する本社と支社の間では、10通話を想定しています。

従って、dの正解は「10」です!

eの解説です。

2Mビット/秒 + c 87.2kビット/秒 × d 10

= 2,000kビット/秒 + 872kビット/秒 // 1Mビット = 1,000kビット

= 2,872kビット/秒

eの正解は「2,872」kビット/秒です!

fの解説です。

サービス品目は問題文より、「利用している広域イーサネットのサービス品目には、1Mビット/秒から10Mビット/秒まで1Mビット/秒ごとに10種類あり、現在は2Mビット/秒の品目で契約している。」とあります。

2,872kビット/秒の場合は、3Mビット/秒に変更する必要があります。

fの正解は「3」Mビット/秒です!

平成28年度秋 応用情報技術者試験午後

問1 情報セキュリティ 設問1

問1 情報セキュリティ 設問2

問1 情報セキュリティ 設問3

問2 経営戦略 設問1

問2 経営戦略 設問2

問2 経営戦略 設問3

問2 経営戦略 設問4

問3 プログラミング 設問1

問3 プログラミング 設問2

問3 プログラミング 設問3

問4 システムアーキテクチャ 設問1

問4 システムアーキテクチャ 設問2

問4 システムアーキテクチャ 設問3

問4 システムアーキテクチャ 設問4

問5 ネットワーク 設問1

問5 ネットワーク 設問2

問5 ネットワーク 設問3

問6 データベース 設問1

問6 データベース 設問2

問6 データベース 設問3

問6 データベース 設問4

問8 情報システム開発 設問1

問8 情報システム開発 設問2

問8 情報システム開発 設問3

問8 情報システム開発 設問4

問9 プロジェクトマネジメント 設問1

問9 プロジェクトマネジメント 設問2

問9 プロジェクトマネジメント 設問3

問10 サービスマネジメント 設問1

問10 サービスマネジメント 設問2

問10 サービスマネジメント 設問3

問11 システム監査 設問1

問11 システム監査 設問2

問11 システム監査 設問3

問11 システム監査 設問4

問11 システム監査 設問5

問11 システム監査 設問6


PR広告

フェイスブックコメント

難解な応用情報技術者試験午前で80点中48点を取る優しい方法

平成28年度春 応用情報技術者試験 午後 テキスト・動画解説

平成28年度春 応用情報技術者試験 午後 動画解説再生リスト

平成28年度春 応用情報技術者試験 午前 テキスト・動画解説

平成28年度秋 応用情報技術者試験 午前 動画解説再生リスト

平成27年度秋 応用情報技術者試験 午前 テキスト・動画解説

平成27年度秋 応用情報技術者試験 午前 動画解説再生リスト

平成27年度春 応用情報技術者試験 午後 テキスト・動画解説

平成27年度春 応用情報技術者試験 午後 動画解説再生リスト

平成27年度春 応用情報技術者試験 午前 テキスト・動画解説

平成27年度春 応用情報技術者試験 午前 動画解説再生リスト

平成26年度秋 応用情報技術者試験 午前 テキスト・動画解説

平成26年度秋 応用情報技術者試験 午前 動画解説再生リスト

平成26年度春 応用情報技術者試験 午前 テキスト・動画解説

平成26年度春 応用情報技術者試験 午前 動画解説再生リスト